2023年8月7日、南鳥島近海にある熱帯低気圧が台風7号たまご2023として注目されています。このたまごはいつ台風に発達するのでしょうか?
また、日本列島にどのような影響を与える可能性があるのでしょうか?気象庁や米軍、ヨーロッパなどの様々な情報源から、最新の進路予想と影響をまとめてみました。
台風7号は消滅しています。この記事はすでに過去の情報ですので、ご理解のうえお読みください。
気象庁の進路予想
気象庁によると、台風7号たまご2023は8月8日午前9時に台風7号ランとして発生しました。その後、西にゆっくりと進みながら発達し、小笠原諸島に接近しています。8月13日から14日にかけては、北上して本州に近づく見込みです。気象庁は、暴風や高波、大雨などの災害に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の進路予想図はこちらです。(※現在は図がありません。)
米軍の進路予想
米軍の合同台風警報センター(JTWC)によると、台風7号ランは8月9日午前3時(日本時間)に小笠原近海で強い台風となりました。その後、北西に進みながらさらに強化され、スーパー台風の勢力に達する可能性があります。8月14日から15日にかけては、東海や関東地方に上陸する恐れがあります。米軍は、暴風域や予報円の範囲内にある地域では、緊急避難や防災対策を行うよう促しています。
米軍の進路予想図はこちらです。(※現在は図がありません。)
ヨーロッパの進路予想
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)やWindy.comなどのヨーロッパ発の気象情報も参考になります。ECMWFは、台風7号ランが8月14日から15日にかけて関東地方付近を通過すると予測しています。Windy.comは、台風7号ランが8月13日から14日にかけて東海地方付近を通過すると予測しています。ヨーロッパの予報は、気象庁や米軍と比べてやや東寄りのコースを示しています。
ヨーロッパの進路予想図はこちらです。(※現在は図がありません。)
名前の由来
台風7号ランの名前は、アメリカが提案したもので、「嵐」を意味する英語のstormから取ったものだそうです。台風の名前は、アジア太平洋地域の国々が交代で提案した約140個の名前の中から順番に付けられます。台風の名前には、動物や植物、天候や自然現象などが多く使われています。
まとめ
台風7号たまご2023は、8月8日に台風7号ランとして発生しました。小笠原諸島に接近している台風7号ランは、今後本州にも近づく見込みです。気象庁や米軍、ヨーロッパなどの様々な情報源から、最新の進路予想と影響をまとめてみました。台風7号ランの名前は、「嵐」を意味する英語のstormから取ったものです。台風による災害に備えて、早めに防災対策を行いましょう。
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