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港の見える丘公園【横浜市】

港の見える丘公園は、横浜市中区の元町・山手エリアにある都市公園です。横浜港を見下ろす小高い丘に広がる細長い公園で、横浜ベイブリッジやマリンタワーなど港町ヨコハマの人気観光スポットを一望できます。また、横浜でも有数のバラの名所としても知られており、春と秋には約330種、2200株ものバラが咲き誇ります。

この公園は、横浜開港時代から外国人居留地として栄えた場所で、イギリス軍やフランス軍が駐屯していた歴史があります。そのため、園内には異国情緒漂う西洋館や遺構が多く残されており、文化的な香りも感じられます。

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例えば、フランス山地区にはフランス領事館跡地や風車などがありますし、イギリス山地区にはイギリスの総領事官邸だった横浜市イギリス館や大佛次郎記念館などがあります。これらの西洋館は見学することができますし、近代文学館や人形の家などの文化施設もあります。

公園の名前は戦後の流行歌『港が見える丘』に由来しています。この曲は1948年(昭和23年)に平野愛子さんが歌ってヒットしましたが、そのメロディーに合わせて1962年(昭和37年)5月8日に公園が開園しました。

その際には半井市長がテープカットを行いました。この曲の歌碑も園内に建っています。また、他にも横浜を代表する歌として『ブルー・ライト・ヨコハマ』や『秋の気配』などがありますが、これらも港の見える丘公園から見た景色をイメージしたものだと言われています。

『ブルー・ライト・ヨコハマ』は1969年(昭和44年)にいしだあゆみさんが歌って大ヒットした曲で、横浜と川崎の工業地帯の夜景を描いたものです。この曲は横浜市民から愛されており、2002年(平成14年)には横浜市民文化賞を受賞しました。

また、『秋の気配』は1978年(昭和53年)にオフコース(小田和正さんと鈴木康博さん)が歌ってヒットした曲で、港が見下ろせる小さな公園を舞台にした恋愛ソングです。この『秋の気配』の歌詞に出てくる“港が見下ろせるこだかい公園”とはこの公園のことを指しているといわれていて、B’zの『TIME』でも“港が見渡せる丘”として歌われています。

公園内で最も人気のあるスポットは展望台です。

ここからは横浜港やベイブリッジを見渡せますし、夜景も美しいです。

展望台から北へ降りると展望広場があります。ここでは円形花壇や横浜市のキャラクター「ガーデンベア」がお出迎えします。

また、展望台から南へ降りるとイングリッシュローズの庭があります。ここではイギリス館を背景に約150種800株のバラが楽しめます。沈床花壇「香りの庭」や「バラとカスケードの庭」もありますので、バラの香りと彩りに癒されてください。

港の見える丘公園は、横浜の歴史や文化、自然を感じられる魅力的な公園です。散策コース「開港の道」の終点にもなっていますし、スタジオジブリ『コクリコ坂から』の記念スポットにもなっています。横浜観光には欠かせない名所として、ぜひ訪れてみてください。

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住所

〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町114

お問い合わせ

045-671-3648(横浜市都心部公園担当)

アクセス

電車で行かれる場合

・JR京浜東北・根岸線「石川町駅」から徒歩20分

・みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩5分

バスで行かれる場合

JR桜木町駅から保土ケ谷駅行「11系統」バスに乗り約10分、「港の見える丘公園前」下車すぐ

駐車場

有料17台(料金等の詳細は(公財)横浜市緑の協会駐車場のご案内(外部サイト)をご覧ください)

開園時間

24時間(※フランス山は夜間閉鎖があります。)

※フランス山開門時間:4月~9月:午前6時から午後7時まで、10月~11月:午前7時から午後6時まで、12月~1月:午前7時から午後5時まで、2月~3月:午前7時から午後6時まで

面積

57765㎡

休館日

年末年始(フランス山含む)/イギリス館 毎月第2水曜/山手111番館 毎月第4水曜

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