汽車道（きしゃみち）

汽車道は、横浜の歴史と現代が交差する魅力的な全長約500mにも及ぶ区間散策路です。港への貨物輸送のために1911年に開通した旧横浜駅と新港ふ頭を結んでいた臨港線のレール一部を利用して、1997年にプロムナードとして整備されました。

また、汽車道にある２つの橋は、開通当時の明治40年米国製のトラス橋と北海道で同時期に造られた英国製のトラス橋です。当時の面影を残す汽車道は、横浜市認定歴史的建造物にも指定されています。

汽車道を歩くと、桜木町とワールドポーターズや赤レンガエリアの間に広がる海と空、そしてみなとみらいのビル群のスカイラインが目に飛び込んできます。春には桜の花が咲き誇り、汽車道は桜スポットとしても人気です。汽車道は、横浜の開港の歴史を感じながら、現代の横浜の魅力を満喫できる散策路です。ぜひ一度、汽車道を歩いてみてください。

住所

〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港２丁目９

アクセス

・JR京浜東北・根岸線／横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」より徒歩3分
・みなとみらい線「みなとみらい駅」「馬車道駅」より徒歩5分