白湯の驚きの効果！正しい作り方や飲み方を徹底解説！

白湯は最近では、デトックス効果や美容効果があるという風に言われ、注目を集めています。ですが、白湯を、そもそもどのように飲んでいいかわからない、作り方もわからないという方も多いのではないでしょうか。なかには白湯をまずいという方も・・・。

そこで、今回は、白湯とは何か、白湯とお湯の違いは何か、飲み続けるとどうなるのか、白湯の驚きの効果とは、白湯の作り方、飲み方、白湯が美味しくなるアレンジ方法などをご紹介していきます。

白湯とは？白湯とお湯の違いは？

白湯とは、水を沸騰させたお湯を冷まして飲めるようになった状態にしたお湯のことです。沸騰させるための水は、ただの水で、他に何も加えていないのが条件です。

白湯の語源や由来は、罪がないことを意味する潔白のように、単に白色を意味するのではなく、純粋、汚れていない、何もない、といった意味があります。

実は、一番先に白湯が使われたのは、インドで、とても古く、約5000年前と言われています。インドには、古くから、万物は土火水風空5つの要素で作られていると考えられてきました。そのため、インドには、アーユルヴェーダという健康法があり、自然界に存在する土火水風空の5つの要素が重要視されています。

そのため、自然界のエネルギーについていろんな説がありますが、ひとつの説を紹介します。白湯とは、土鍋を使うことで、土のエネルギーを手に入れ、水を火にかけて沸騰させ、蒸発することで形が見えなくなり、それが無限の可能性を持つ空のエネルギーとなり、気泡が生じることで風のエネルギーが加わって、土火水風空の5つのエネルギーが入った飲み物こそが白湯という考え方があります。

ただし、白湯は火・水・風の3つの要素でできているという説もありますが、いずれにしましても、この白湯が内臓を綺麗に洗い流してくれると言われています。

アーユルヴェーダにおいて白湯は、冷め切ってしまうと飲めないとされています。

なぜなら、アーユルヴェーダの三要素のバランスが崩れてしまうと言われているからです。そのため、冷めてしまったら一度捨てて、また水を沸騰させて最初から作り直すべきとされています。

白湯とお湯の違い

白湯とお湯の違いは、水を沸騰させたかどうかで判断します。白湯は、水を沸騰させて不純物を取り除き、温度が50度前後まで冷ました状態で飲まれることが多いです。逆に、温度を20度から35度まで冷ましたものは湯冷ましと言います。

白湯と湯冷ましの違い

白湯と湯冷ましの違いについては、同じものだという説と、白湯を冷ましてより冷たくしたのが湯冷ましという説に判断が分かれており、明確な定義というものは定まっていません。

そもそも、沸騰とは、水を温めて温度が100℃以上に達してブクブクと音を立てながら気泡が激しく出る状態のことを言います。お湯は、水を40℃以上になるまで加熱したものを指します。

白湯の驚きの効果を解説！白湯を飲み続けるとどうなる？

白湯の秘めたるパワー

白湯を飲むと体が芯から温められるので血行が良くなります。

そのため以下のような効果があると言われています。

デトックス効果
冷え性の改善
むくみの改善
便秘の解消
肌が綺麗になった
基礎代謝が上がる

白湯の作り方！水道水でも作れるの？簡単な手順とポイントをご紹介！

水道水には、残留塩素やトリハロメタンが含まれていて、それらを取り除くために水道水を沸騰させ、10分から15分ほど加熱して作ります。そうすることで、口当たりがまろやかになります。

やかんでの作り方

一般的に、やかんで作る方法がベターではないでしょうか。普通にやかんに水道水を多めに入れて、蓋をして中火で沸かすようにしましょう。ふつふつと音を立ててきたら蓋をあげて10分から15分ほど沸かして不純物をとります。その後、火を止めて、飲める温度まで冷ますようにしてください。

土鍋での作り方

土鍋では、沸騰するまでは蓋を閉めて熱することで、早めに熱しやすくなります。ただ、吹きこぼれの恐れがあるので、吹きこぼれそうな時には弱火にしたり、調整して沸騰したら蓋を取って10分くらい15分加熱するようにしましょう。

このように蓋を取ることで、塩素つまりカルキ飛ばしができますし、そのほかの不純物も取り除くことができます。その後飲める温度まで冷まします。

ポットで温める作り方

浄水を使う場合、電気ポットや電気ケトルでも白湯を作ることができます。お湯の温度設定ができるタイプは、飲みたい本当に近い温度に設定して、加熱ボタンを押しましょう。

ウォーターサーバーで白湯を作る方法

白湯は最近ウォーターサーバーで作られることが多いです。なぜなら、ウォーターサーバーなら不純物の処理や有害物の処理などの処理がすでに済んでいるからです。

一般的なウォーターサーバーはすでにお湯が出るためのタンクがあるので、いつでも出せるようになっています。そのため、わざわざ水を沸騰させなくても大丈夫という便利さがあります。

ウォーターサーバーからお湯を出した場合は、そのまま時間をかけて冷ますか、それともウォーターサーバーの温度調節機能を利用して自分にとって飲みやすい温度にするか、選択することができます。

ウォーターサーバーには、RO水やミネラルウォーターが使われていて、すでに不純物が取り除かれた水になっています。

白湯のデメリット

白湯のデメリットは特にあるわけではないのですが、火傷には気をつけてください。白湯は沸騰させてから10分から15分以上出し続ける必要性があります。そのため、かなりの熱湯になっており、こぼしてしまうと大変なことになります。

お子さんがいる場合には、好奇心から何でも触ろうとしてしまう傾向がありますので、絶対に触れさせないように、お子さんの手の届かないところに置くなど気をつけましょう。

白湯が美味しくなるアレンジ方法！

白湯のアレンジ方法は以下の通りです。「白湯は美味しくないんだよね～」という方でも飲めますので、ぜひ試してみてください。

梅白湯

梅干しを白湯の中に1個入れてかき混ぜることで梅白湯ができます。梅は好みによって果肉がもっちりとしたシソ好きの梅がなかなか美味です。梅干しは塩分が豊富に含まれているので取り過ぎに注意しましょう。

レモン白湯

レモンには抗酸化作用があり、酸っぱいのが白湯とマッチします。レモンはだいたい1個の半分くらいを目安にすると良いでしょう。ポッカレモン大さじ1くらい入れる方法もあります。

生姜白湯

生姜は身体を温める作用があり味もいいので人気の白湯アレンジ法です。生姜はチューブで裏を使うと手っ取り早く2回くらい軽く押し出してかき混ぜると良いでしょう。

はちみつ白湯

白湯にはちみつを入れてかき混ぜるとはちみつ白湯ができます。はちみつはとんがり容器ボトル入りの蜂蜜を使う方は甘くなるまで入れても構いません。ご自身で調整しましょう。蜂蜜はのぞみの痛みなどにも効きます。

大根白湯

大根白湯は大根おろしを入れた白湯です。大根おろしの白湯は様々な作り方がありますが、大根おろし大さじ2くらい入れて醤油をかけるという方法もあります。大根おろしは疲れている時に飲むと良いと言われています。

白湯の飲み方

白湯の飲み方は、一気に飲むのではなく、少しずつ飲むようにしましょう。

一度に大量の白湯を飲んでしまうと、むくみの原因になる恐れがありますので、注意してください。

白湯は50度ぐらいまで冷ましてから飲むようにしてください。

ただ必ずしも50度でなければいけないというわけではなく、少し熱いぐらいの状態で飲むようにしましょう。

ただし、猫舌の方はご自身で飲めるような熱さまで冷ましてからでも大丈夫なので、無理しないようにしましょう。

白湯の飲むタイミング、いつ飲めばいい？効果的な時間帯や量は？

人間が1日に摂取すべき水の量は2.5 L。そのうち食事で1 L、飲み物で1.5 Lとされています。

白湯を1日に飲む量は700から800mlです。あまり飲みすぎると、かえって逆効果になる可能性がありますので気をつけてください。

白湯の飲む量は、1回につきコップ一杯（200ml）十分です。白湯を飲む目安は、コップ一杯を複数回に分けて飲むようにしましょう。

厚生労働省では、健康のため水を飲もう推進運動を行っていて、体の中の水分不足が起きると重症や脳梗塞、心筋梗塞などの様々な健康障害が起きると言われています。

そのため、水を飲むタイミングは、目覚めの一杯と寝る前に一杯とされています。白湯に関しても同じで、目覚めの一杯と寝る前の一杯が有効とされています。もちろん白湯を飲むことで水分不足の解消にもなりますので、是非飲むようにしましょう。

食後30分は飲まない

食後30分間は作業飲まない方がいいとされています。消化機能が低下すること言われています。

そのため、白湯を飲むタイミングは食前が良いでしょう。