久良岐公園（くらきこうえん）

久良岐公園：横浜市の自然と伝統芸能のオアシス

久良岐公園は、昭和48年3月にできた横浜市港南区と磯子区にまたがる広さ約23万㎡の総合公園です。汐見台団地の造成に合わせて、かつて水田や雑木林だった場所を約100万㎥の土砂で埋め立てて整備されました。

公園の名前は、この一帯が昔、久良岐郡と呼ばれていたことに由来し、一般公募によって決まりました。公園内には、池や散策路、運動広場や芝生広場などの施設があり、自然の景観を楽しむことができます。また、能楽や日本舞踊などの伝統芸能を鑑賞できる久良岐能舞台や、横浜市電の保存車両なども見ることができます。春には、桜の名所としても知られ、花見客でにぎわいます。落ち着いた雰囲気の中で、日本の文化や自然に触れることができる公園として、多くの人に親しまれています。

公園の見どころ

久良岐能舞台

公園の北側にある能舞台です。能楽や日本舞踊などの伝統芸能の発表や鑑賞の場として利用されています。能舞台の周りには、雑木林が広がり、自然の中で芸術を楽しむことができます。

桜の林

公園の南側にある桜の広場です。山の斜面に植えられた桜の木々は、春になると一面に咲き誇ります。桜のトンネルや桜の絨毯など、見事な景色を見ることができます。花見のシーズンには、多くの人が訪れ、お弁当やお酒を楽しみます。

自由広場

公園の南側にある芝生広場です。木製の複合遊具や滑り台などがあり、子どもたちが遊ぶことができます。広場の一角には、横浜市電の保存車両が展示されています。市電の歴史や仕組みを学ぶことができます。

住所

アクセス