カップヌードルミュージアムは、インスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創業者でもある安藤百福の偉業を称えるとともに、彼の持っていた「クリエイティブシンキング=創造的思考」を伝えるために作られた体験型食育ミュージアムです。日本には大阪池田と横浜に、海外には香港に展開しています。
ここでは、インスタントラーメンの歴史や製造工程を見学したり、自分でオリジナルのカップヌードルやチキンラーメンを作ったり、世界中の麺料理を味わったりすることができます。見て、さわって、遊んで、食べて、楽しみながら発明・発見のヒントを学び取り、自分だけのクリエイティブシンキングを見つけることができます。
安藤百福は1910年に生まれ、96年間の生涯を新しい“食”の創造に捧げました。彼は1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、インスタントラーメン産業を創出しました。
その後も1971年に世界初のカップ麺「カップヌードル」や2005年に宇宙食ラーメン「スペース・ラム」など、次々と革新的な商品を開発しました。彼は「逆転の発想」と「最後まであきらめない執念」を持ち続け、時代や環境に合わせて食習慣の壁を超えることに挑戦しました。
カップヌードルミュージアムでは、安藤百福の人生や思想を知ることができる展示が多数あります。例えば、「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」では、チキンラーメンから始まったインスタントラーメンが世界的な食文化に発展していく様子を圧倒的な数のパッケージで表現しています。
「百福の研究小屋」では、チキンラーメンが誕生した当時の研究小屋を忠実に再現しています。「安藤百福シアター」では、CGで再現された安藤百福の生涯を迫力ある映像で見ることができます。
また、カップヌードルミュージアムでは、自分でインスタントラーメンを作る体験も楽しめます。
「マイカップ ヌードル ファクトリー」では、自分でデザインしたカップにお好みのスープと具材を選んでオリジナルのカップヌードルを作ることができます。味の組み合わせは5,460通りもあります。「チキンラーメン ファクトリー」(※予約が必要です。公式サイトで要確認。)では、小麦粉をこねたり、のばしたりしてチキンラーメンを手作りできます。自分だけのパッケージもデザインできます。
さらに、カップヌードルミュージアムでは、世界中の麺料理を味わうこともできます。「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」では、アジアのナイトマーケットをイメージした空間で、世界中8か国の麺料理を食べ比べることができます。インドネシアのミーゴレンやタイのパッタイなど、様々な国の麺文化に触れることができます。
カップヌードルミュージアムは、子どもから大人まで楽しめる場所です。インスタントラーメンの発明者である安藤百福の創造力や探究心に触れて、自分自身の可能性を広げてみませんか?
Contents
住所
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
電話番号
045-345-0918
開館または閉館時間
午前10時から午後6時まで (入館は午後5時まで)
休館日
火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
アクセス
電車で行かれる場合
みなとみらい線
「みなとみらい駅」から徒歩8分
「馬車道駅」から徒歩8分
JR京浜東北・根岸線または横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩12分
車で行かれる場合
首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらいIC」から5分
路線バスで行かれる場合
ベイサイドブルー「カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口」下車した後、徒歩3分
ロープウェイYOKOHAMA AIR CABIN「運河パーク駅」から徒歩5分
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