横浜イングリッシュガーデンは、神奈川県横浜市西区にある、バラを中心とした庭園です。横浜市の花であるバラを基調に、横浜で楽しむことのできる園芸文化の薫る庭づくりを目指しています。2,200種類のバラを含む、横浜の気候風土にあった草花や樹木が四季折々の景色を作り出しています。
横浜イングリッシュガーデンは、5つのコンセプトに分かれたエリアからなります。それぞれのエリアでは、異なるテーマや雰囲気の庭園を楽しむことができます。各エリアの特徴を紹介します。
Contents
ローズ&クレマチスガーデン
このガーデンでは、深紅や紫、ダークマルーンのバラが主役となり、同じ色調のクレマチスや ブロンズ色の葉を持つ植物と組み合わせて、落ち着いた雰囲気を演出しています。 ここで咲くバラは、ダマスク系の香りが特徴で、甘くて重厚な香りが広がります。 目立つバラは‘ラプソディー・イン・ブルー’や‘ベルベティ・トワイライト’、‘真夜’です。
ローズ&ペレニアルガーデン
このガーデンでは、白いバラが主役となり、白い宿根草や白斑入りの植物と組み合わせて、清楚な印象を与えています。 ここで見ることができるのは、真っ白、象牙色、淡いピンク、青みがかった白など植物によって異なる白の色合いです。 代表的なバラは、‘パーパ・ジョン・ポールⅡ’や‘プリンセス・オブ・ウェールズ’です。
ローズ&ハーブガーデン
このガーデンでは、薄いピンクや紫色のバラが主役となり、ピンクや青、紫などのハーブや ライム色の葉を持つ植物と組み合わせて、明るく楽しい雰囲気を作っています。 ここではバラの香りだけでなく、ハーブの香りも一緒に楽しめます。
目立つバラは‘アイズ・フォー・ユー’や‘ファースト・キッス’、‘たそがれ’です。
ローズ&グラスガーデン
このガーデンでは、アプリコットやブロンズ、ブラウンのバラが主役となり、観賞用草花や 青みがかった葉を持つ植物と組み合わせて、レトロな雰囲気を出しています。 ここで咲くバラは、スパイス系やティー系の香りが特徴で、上品で優雅な香りが漂います。 目立つバラは‘クリーム・カラメル’や‘真宙’、‘禅’です。
ローズ&シュラブガーデン
このガーデンでは、黄色やオレンジ、紫色など7色のバラが主役となり、 木本や大型宿根草と組み合わせて、迫力ある景観を作っています。 ここでは散歩しながら、バラや季節の花々を堪能できます。 特にアジサイのコレクションは首都圏で最も充実したものです。
目立つバラは、横浜にちなんだ‘ローズ・ヨコハマ’や‘ハマミライ’です。 横浜で生まれた桜‘横浜緋桜’やシャクナゲ‘平野白’などの植物や、 テッポウユリなど横浜の園芸史に関係する植物も見ることができます。
イングリッシュガーデンはイベントがいっぱい!
横浜イングリッシュガーデンでは、季節ごとにさまざまなイベントや展示も行われています。例えば、春と秋にはバラ祭りが開催され、園内のバラが一斉に見頃を迎えます。また、10月末にはハロウィンナイトというライトアップイベントも行われ、夜間に幻想的な庭園を楽しむことができます。
横浜イングリッシュガーデンは、横浜の自然と文化を感じられる素敵な庭園です。バラや草花の美しさや香りに癒されたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
住所
〒220-0024 横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
電話
045-326-3670
FAX
045-313-2280
3月~11月の営業時間
午前10時から午後6時まで
(最終入園午後5時30分まで)
12月~2月の営業時間
午前10時から17時まで(最終入園午後4時30分まで)
※最終入園は終了時間の30分前です。
※当ガーデンは自然美を尊重するため外灯を設置されていません。
定休日
年末年始
アクセス
相鉄線「平沼橋」駅から徒歩約10分
無料送迎バス
あり(送迎バス 横浜駅西口りそな銀行前から無料送迎バス有(※ハイシーズンと祝日以外の通常の水曜日は運休となります)
※混雑時、定員に達しご乗車になれない場合がございます。ご了承ください。)
駐車場
あり
横浜イングリッシュガーデンは、2023年10月現在、一般入園料は大人1,200円、小中学生600円、未就学児無料です。営業時間は3月から11月は10時から18時(最終入園17時30分)、12月から2月は10時から17時(最終入園16時30分)です。定休日は年末年始のみで、それ以外は無休です。交通アクセスは、JR横浜線「平沼橋駅」から徒歩約15分、または「西谷駅」から徒歩約20分です。バスの場合は、横浜市営バス「西平沼町」停留所から徒歩約5分です。
コメント