横浜スタジアムは、横浜市中区の横浜公園内にある多目的な野球場で通称ハマスタで知られています。横浜DeNAベイスターズの本拠地としてプロ野球の試合が行われるほか、アマチュア野球やアメリカンフットボール、コンサートなどさまざまなイベントにも利用されています。横浜スタジアムの魅力は、以下のようにまとめられます。
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歴史と伝統を感じることができる
横浜スタジアムは、日本野球発祥の地である横浜公園に建てられました。1896年には日本初の国際試合が行われた場所であり、その後も横浜公園野球場、ゲーリック球場、平和球場と名称を変えながら多くの名勝負や歴史的な出来事を見届けてきました。
横浜スタジアムは1978年に開場し、その外観はどんぶりを傾けたような形と横浜のイニシャル“Y”を模した逆三角形の照明塔が特徴です。2020年には東京オリンピックの野球・ソフトボールの主会場として使用されました。
横浜スタジアムは、日本の野球史に残る名場面を数多く生み出したスタジアムでもあります。1978年には、王貞治が通算800号本塁打を放ち、世界記録を更新しました。1989年には、落合博満がシーズン最終戦でサヨナラ満塁本塁打を打ち、打点王と首位打者の二冠を獲得しました。
1998年には、横浜ベイスターズが38年ぶりにリーグ優勝し、日本シリーズでも中日ドラゴンズを破って日本一に輝きました。2020年には、日本代表が金メダルを獲得しました。
観客と選手が一体となることができる
横浜スタジアムは、両翼94.2m、中堅117.7mという日本プロ野球では最も狭い球場です。そのため、打者に有利でホームランが飛び出しやすく、試合が盛り上がります。また、観客席とグラウンドが近く、選手の表情や声がよく見聞きできます。応援も熱狂的で、特にビジター側の三塁側スタンドは「激戦区」と呼ばれています。
横浜ならではのグルメやサービスを楽しめる
横浜スタジアムでは、中華街や山下公園など横浜の名所をイメージしたフードコートや売店があります。中華料理や点心、ハマグリ汁などの地元グルメを味わうことができます。また、球団オリジナル醸造ビール「ハマスタビール」や「ハマスタカクテル」なども人気です。さらに、様々な企画チケットやイベントも用意されており、観客に楽しい時間を提供しています。
以上のように、横浜スタジアムは歴史と伝統、熱気と盛り上がり、グルメとサービスの三拍子揃った魅力的な球場です。横浜市内からもアクセスしやすく、海風が心地よく吹く開放感あふれる空間で野球観戦を楽しむことができます。ぜひ一度足を運んでみてください。
住所
〒231-0022 神奈川県横浜市中区横浜公園
駐車場
周辺のコインパーキング等をご利用ください
電話番号
045-661-1251
料金
イベントにより異なります。
開館/閉館時間
イベントにより異なります。
休館日
12月29日から1月4日まで
アクセス
電車で行かれる場合
- 根岸線「関内駅」南口から徒歩3分
- JR根岸線「石川町駅」北口から徒歩5分
- 横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」1番出入口から徒歩5分
- みなとみらい線「日本大通り駅」横浜スタジアム口から徒歩3分
車で行かれる場合
- 高速神奈川1号横羽線「横浜公園」出口下車すぐ
- 高速神奈川3号狩場線「阪東橋」出口下車、約5分
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