神奈川県愛甲郡愛川町にある「県立あいかわ公園」は、自然豊かな宮ヶ瀬湖(宮ヶ瀬ダム)の東側に広がる51ヘクタールの広大な公園です。
横浜からは渋滞が無ければ車で約1時間で行けてしまうので、首都圏からのアクセスも便利です。
公園内には、色とりどりのツツジや桜が咲き乱れる「花の斜面」や「風の丘」、大型遊具が揃った「冒険の森」や「冒険広場」、水遊びが楽しめる「じゃぶじゃぶ池」や「中央公園噴水」など、子どもから大人まで楽しめる施設が充実しています。
また、地元愛川町の伝統工芸を体験できる「工芸工房村」や郷土の文化遺産を保存した「愛川町郷土資料館」もあります。
この公園は、「雄大なダムと首都圏最大級のダム湖の眺望」や「様々な地域文化とのふれあいが楽しめる憩いと交流のレクリエーション拠点」として整備されました。
平成14年4月27日に誕生してから、多くの人々に親しまれています。平成19年4月には、「冒険の森」や「自然観察林」ができました。平成21年4月には、「工芸工房村」がオープンしました。愛川町立の愛川町郷土資料館も敷地内に造られました。
春には、3月末から5月始めにかけて、約40種類、40,000本のツツジが咲き誇るのでお花見の名所です。
毎年4月29日には『あいかわ公園つつじまつり』が開催されますが、この時期は、駐車場待ちの行列が2kmにも延びるほど混み合うので、午前中の到着がおすすめ。
パークセンターから宮ヶ瀬ダム堤体下に向かう道にソメイヨシノが立ち並びサクラのトンネルも見逃せません。
「花の斜面」の上部に広がる芝生の「風の丘」からは、巨大な宮ヶ瀬ダムを望めるほか、空気が澄んでいる日には横浜ランドマークタワーまで見ることができます。
郷土資料館に隣接するふれあい橋が撮影のベストスポットです。
夏には、パークセンター前に作られた修景池である「じゃぶじゃぶ池」や、5本の巨大な石柱を中心とした「中央公園噴水」で水遊びが楽しめます。
オムツの外れていない子どもは「じゃぶじゃぶ池」の利用が制限されていますが、「中央公園噴水」は誰でも利用できます。「冒険の森」や「冒険広場」では、「壁の迷路」「巨大ツリー」「ターザンライド」「林間アスレチック」「スライダー」の5種類の大型遊具で遊び放題です。
「ふわふわドーム」では、空気によって膨らませたドーム状のシートの上で跳びはねて遊べます。小学生用と未就学児用の2種類のドームがあります。
秋には、紅葉やコスモスが美しく彩ります。「自然観察林」では、森林の中を散策できます。宮ヶ瀬ダムに沿って登るインクラインや宮ヶ瀬ダムの見学もできます。
「工芸工房村」では、地元愛川町の伝統工芸である「藍染め」「機織り」「紙漉き」「陶芸」「木竹工」などを体験できます。伝統工芸にふれあえる創作体験を通じて地域への関心を高め、来訪者と地域の交流を図ることができます。
冬には、雪景色や氷点下のダム湖が幻想的です。パークセンターでは、太陽光発電や雨水をトイレの水に利用するなど、環境に配慮された「環境共生型パークセンター」として紹介されています。
愛川町観光協会の売店もあり、周辺情報検索や休憩もできます。「愛川町郷土資料館」では、愛川町の歴史や文化を知ることができます。
県立あいかわ公園は、四季折々の自然と地域文化とのふれあいが楽しめる公園です。ご家族連れでも一日中楽しめるエリアとなっています。是非一度足を運んでみてください。
Contents
住所
〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原5423
アクセス
電車でお越しの場合
小田急小田原線「本厚木駅」から神奈中バス「愛川大橋」下車して徒歩20分
車でお越しの場合
(1)圏央道相模原愛川ICから車で国道129号を愛川方面へ向かい県道65号・54号、国道412号経由で国道412号「宮ヶ瀬ダム入口」交差点を左折
(2)中央道相模湖ICから車で国道20号経由で国道412号「宮ヶ瀬ダム入口」交差点を右折
電話
パークセンター:046-281-3646
夏の営業期間
午前8時30分から午後5時まで (パークセンター)
冬の営業時間
午前8時30分から午後4時30分まで (パークセンター)
休業日
(パークセンター)年末年始
開園時間
午前8時30分から午後6時まで(4月~9月) 午前8時30分から午後5時まで(10月~3月)
入園料
無料(別途駐車料金がかかる日があります)
休園日
年末年始(12月29日から1月3日まで)
駐車場
公園内2ヵ所
南駐車場・・・451台
北駐車場・・・206台)
駐車場利用料金
普通車・・・500円
大型車・中型車・・・1,500円
二輪車・・・100円
※駐車料金には緑化協力金20円が含まれています。
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