横浜にぎわい座(よこはまにぎわいざ)は、横浜市中区にある横浜市立の大衆芸能専門館であり、正式名称は、横浜市芸能センターです。
横浜にぎわい座は、横浜の笑いの殿堂と呼ばれるほど、横浜の大衆芸能の伝統を受け継ぐ演芸場です。ここでは、落語や漫才、歌舞伎、大道芸、マジックなど、日本の伝統芸能から現代のエンターテイメントまで、幅広いジャンルの公演が楽しめます。毎月1日から15日までは、若手から大御所まで、日替わりで登場します。16日以降は、貸しホールとして、一般の方も自由に利用できます。
横浜にぎわい座は、2002年に開場しましたが、横浜の寄席の歴史はもっと古くさかのぼります。明治35年には伊勢佐木町に6軒の劇場と13軒の寄席が存在したという記録が残っていて、かつての横浜は寄席や芝居小屋でたいそう賑わいました。
しかし、戦争や横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴う東急東横線桜木町駅の廃止などで次第に街の活気は失われようとしていました。そんな中、横浜の大衆芸能の伝統を守り、再び盛り上げようという思いから、横浜にぎわい座が誕生したのです。横浜にぎわい座は、横浜の芸能文化の発展に貢献するとともに、新しい芸能を生み出す場としても機能しています。
横浜にぎわい座の魅力は、なんといってもその雰囲気です。寄席の伝統を受け継ぐ芸能ホールは、客席が舞台に近く、芸人との距離が近いのが特徴です。なお、にぎわい座・芸能ホールの座席数は1階席280席、2階席111席の計391席となっていて多くの観客が入ることができます。
また、主催公演においては芸能ホールの客席座席では飲食自由なので、お酒やおつまみを楽しみながら、笑いの渦に巻き込まれることができます。芸人のネタや話術はもちろん、客席の反応やノリも重要な要素です。横浜にぎわい座では、芸人と客席が一体となって、笑いの空間を作り上げます。
横浜にぎわい座は、横浜の大衆芸能の伝統を受け継ぐとともに、新しい芸能を生み出す場として、これからも歩んでいきます。横浜にぎわい座に足を運んで、横浜の笑いの殿堂を体感してみませんか?横浜にぎわい座は、あなたを笑顔にしてくれます。
住所
〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町3丁目110−1
電話番号
045-231-2525
料金
公演により異なります
開館/閉館時間
10:00~22:00 ※上演時間は公演により異なる
休館日
不定休(保守点検のため、臨時に休館日を設ける事あり)
アクセス
- JR京浜東北・根岸線「桜木町」駅から徒歩3分
- みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩12分
- 京急線「日ノ出町」駅から徒歩7分
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