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伊勢山皇大神宮とは
伊勢山皇大神宮は、横浜市西区にある神社で、天照皇大神を御祭神としています。
明治三年に当時の神奈川県知事・井関盛艮(いせきもりとめ)さんが「急速な近代化・西洋化の流れの中でも、横浜の人々が日本の国柄を見失わない為に、人々の心の拠り所、また横浜の象徴として、国家を鎮護する天照皇大神を祀る荘厳な神殿を築く」といって、創建された神社で、関東のお伊勢さまと呼ばれています。
桜の花が社紋で、境内につながる階段脇に咲く桜も素晴らしいです。
初詣、七五三、結婚式等、参拝する人が絶えない神奈川県の宗社、横浜の総鎮守です。
伊勢山皇大神宮の歴史
伊勢山皇大神宮は、横浜が日本一の貿易港として、また文明開化の先駆けの地として、急速な発展を遂げていた明治三年に、神奈川県知事の井関盛艮さんが、国家を鎮護する天照皇大神を祀る荘厳な神殿を築くという構想を実現させました。戸部の地にあった古社を再興し、港を一望する丘の上へと遷座しました。
遷座に際し、五日間にわたり盛大な祝祭が執り行われました。また、このお祭りをきっかけとして、アイスクリームが世に広まったそうです。
井関知事は、さらに当宮を神奈川県宗社と定めるよう国に申し立てました。
かつて伊勢山皇大神宮の例祭日である五月十五日は、役所や会社、学校がお休みとなり、多くの市民がお祝いをされたそうです。
明治期には隣接して皇室御用邸「伊勢山離宮」が設けられました。
また昭和三年に現在の神奈川県庁本庁舎・通称「キングの塔」が完成すると、その最上階は修養塔となり、そこに奉斎された皇大神宮の月次祭には伊勢山皇大神宮の神職による奉仕が行われてきました。
国際港都・横浜の歴史と共に歩み、見守り続けてきたお社ということになります。
伊勢山皇大神宮の御祭神
伊勢山皇大神宮の御祭神は、天照皇大神さまです。天照皇大神さまは皇室のご祖先であり、我々の祖先に稲穂をお授け下さり、お米を大切にするように定められました。
明治三年旧暦四月に現在の鎮座地へ遷座し、伊勢山皇大神宮の御祭神としてお祀りされ、横浜の総鎮守また横浜港の守り神となられました。
伊勢山皇大神宮は、初詣、七五三、結婚式など、参拝する人が絶えない神社です。
伊勢山皇大神宮は、横浜の歴史と文化を感じることができる神社です。ぜひ一度お参りしてみてください。
住所
220-0031神奈川県横浜市西区宮崎町64
電話番号
045-241-1122(受付時間 午前9時より午後5時まで)
開館/閉館時間
6:00~20:00
アクセス
車で行かれる場合
- 首都高速横羽線:みなとみらいランプから5分
- 東名高速・保土ヶ谷バイパス・横浜横須賀道路:狩場インターから高速3号阪東橋ランプより7分
鉄道で行かれる場合
- JR線・市営地下鉄線桜木町駅から徒歩10分
- 京浜急行日ノ出町駅から徒歩10分
- みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩15分
市営バスで行かれる場合
- 紅葉坂バス停から徒歩5分
- 戸部1丁目バス停から徒歩5分
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