仮想通貨は、ただ、物を買う時に使う通貨ではありません。値動きの激しさによるリスクはありますが、やり方次第によっては、あなたの人生を大きく変えてしまうほどの魅力があります。
これまでに仮想通貨で億り人が出現したことは有名な話です。いっぱい研究することで、そこから得た知識や判断力、そして冒険心を試す、スリル満点のゲームともなりえます。
仮想通貨には、様々な種類があり、それぞれに個性や魅力があります。あなたは、ご自分の好みや目的に合わせて、仮想通貨を選んで売買したりすることができます。
仮想通貨の世界は、変動が激しく、時には大きな変化やサプライズが起こります。あなたは、その変化に対応し、チャンスを掴むことができるでしょうか？
この記事では、仮想通貨時価総額おすすめ銘柄ランキング71位～80位【2024-2025年最新版】と題して、仮想通貨のそれぞれの特徴から、過去の動向やトレンドまで、わかりやすく解説します。
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ガラ（GALA）
ガラ（GALA）とは、ブロックチェーンゲームを開発・運営するGala Gamesのネイティブトークンです。Gala Gamesは、「実際にプレイしたくなるなブロックチェーンゲームを作る」ことをコンセプトにしていてブロックチェーン上に複数のゲームを生み出しています。
プレイヤーが自分のゲームをコントロールできるようにすることで、ゲーム業界を変革することを目指しています。Gala Gamesでは、複数のNFTゲームをプレイできるだけでなく、ゲーム内でNFTアイテムを買うことができます。ガラ（GALA）は、そのNFTゲーム内のアイテムやゲーム内の土地所有権（ランドNFT）などのNFTを購入したり、ゲームの開発に投票したりするために使われます 。
2023年11月17日時点で、ガラ（GALA）の時価総額は約954.5億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは71位に位置しています。ガラ（GALA）の1日の売買代金は約273.6億円です。ガラ（GALA）の価格は約3.69円です。（※coinbase調べ。）
ガラ（GALA）の最安値は、2020年11月23日に記録した約0.02126円です。
ガラ（GALA）の最高値は、2021年11月26日に記録した約85.49円です。coinmarketcap調べ。
ガラ（GALA）は、2020年11月23日の最安値約0.021円で買って2021年11月26日の最高値約85円で売っていたら資産が4000倍近くになっていたことになります。
この期間には、Gala Gamesが複数のパートナーシップや新作ブロックチェーンゲーム「Town Star」のノードライセンス販売の発表をきっかけにを注目度が高まりました。
他にもバイナンスやOKEx、HitBTC、Poloniexなどの大手取引所に上場したことも上昇要因となりました 。
いまの状況は、Gala Gamesが引き続き新しいゲームやNFTを開発・リリースしており、プレイヤー数やノード数も増加しています 。また、GALAは多くの取引所で取引できるようになり、流動性も向上しています。
パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)
パンケーキスワップとは、BNBチェーンを基盤にしたDEX（分散型取引所）の一つです。DEXとは、ブロックチェーン上のスマートコントラクトを用いて、仮想通貨を直接交換できる取引所のことです。パンケーキスワップでは、基軸通貨としてCAKEトークンが発行されており、流動性の提供やステーキングなどに利用できます。
パンケーキスワップができた目的は、BNBチェーン上で安くて速い取引を可能にすることです。BNBチェーンは、バイナンスという仮想通貨取引所が提供するブロックチェーンで、イーサリアムよりも高速で低コストなトランザクションを実現しています。パンケーキスワップは、BNBチェーンの特徴を活かして、ユーザーに手数料の安いDEXサービスを提供しています。
2023年11月17日時点で、パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)の時価総額は約917.3億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは72位に位置しています。パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)の1日の売買代金は約273.6億円です。パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)の価格は約389.6円です。（※coinbase調べ。）
パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)の最安値は、2020年11月13日に記録した約24.36円です。
パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)の最高値は、2021年5月3日に記録した約4468.76円です。coinmarketcap調べ。
パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)は、2020年11月13日の最安値約25円で買って2021年5月3日の最高値約4468円で売っていたら資産が約180倍になっていたことになります。
DeFiブームや2021年4月のPancakeSwap v2ローンチでトレードごとにCAKEがされるようになったことなどが重なったことが上昇の要因とみられます。
いまの状況は、パンケーキスワップの取引量は全体のDEX市場の20％近くを占めているため、BNBチェーン上で最大のDEXとなっており、多くのユーザーが利用しています。
また、パンケーキスワップはNFTマーケットプレイスや有効期限がない取引であるパーペチュアル取引などの新しい機能を追加しており、サービスの拡充を図っています。
パンケーキスワップは、仮想通貨の交換だけでなく、流動性の提供やステーキングなどで収益を得ることができるため、投資家やトレーダーにとって魅力的なプラットフォームとなっています。
今後の価格は、パンケーキスワップの将来性や需要によって変動すると考えられます。パンケーキスワップは、BNBチェーンの成長や競合他社との差別化によって、市場シェアを拡大する可能性があります。
また、パンケーキスワップは、ケーキトークンのバーンやロックアップなどの供給量の減少策を実施しており、価格の上昇圧力をかけています。
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）とは、仮想通貨取引所『KuCoin』が2017年9月に発行した独自トークンです。この通貨ができた目的は、KuCoinのエコシステムを構築し、ユーザーに様々な特典を提供することです。例えば、KCSを保有すると、大幅に取引手数料が割引されたり、毎日配当がもらえたり、新規上場コインの投票に参加できたりします。
2023年11月17日時点で、クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の時価総額は約896.2億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは73位に位置しています。クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の1日の売買代金は約3.6億円です。クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の価格は約922.7円です。（※coinbase調べ。）
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の最安値は、2019年2月6日に記録した約39.14円です。
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の最高値は、2021年11月26日に記録した約3152円です。coinmarketcap調べ。
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）は、2019年2月6日の最安値約39.2円で買って2021年11月26日の最高値約3150円で売っていたら資産が80倍以上になっていたことになります。
クーコインシェアーズ（KuCoin Token/KCS）の価格は、KuCoinの取引量や利益、新規上場コインの人気度などに影響されます。また、四半期ごとに行われる手数料の10%程度のバーン（焼却）も価格上昇の要因となります。
現在の状況は、KuCoinが取引量や利益を増やし続けており、KCS保有者にも多くのメリットを提供しています。KCSは主にKuCoin内で使われており、取引手数料の支払いや割引、配当受け取り、新規上場コインへの投票などに利用されています。
今後の価格はKuCoinが成長し続ける限り、KCSの価値も高まる可能性があると考えられます。また、KCSのバーンやロックアップの解除なども価格に影響を与える可能性があります。KCSは取引所トークンとしてはユニークな特徴を持っており、投資家にとって魅力的なコインであると言えます。
イーキャッシュ （eCash ／XEC）
イーキャッシュ （eCash ／XEC）とは、もともと仮想通貨「ビットコインキャッシュABC（Bitcoin Cash ABC/BCHA）」と呼ばれていました。
「ビットコインキャッシュABC（Bitcoin Cash ABC/BCHA）」は2021年3月24日に、Bitcoin(BTC)のハードフォークによって誕生しました。
ですが、2021年の7月に、通貨の名称を変更したことでイーキャッシュ （eCash ／XEC）と呼ばれるようになりました。
この通貨は、インターネット上で匿名性とセキュリティを保ちながら、現金と同じように使えるという特徴があります。イーキャッシュは、ブロックチェーン技術を用いて、取引の記録を分散的に管理する「オンチェーン」という処理をしています。
2023年11月17日時点で、イーキャッシュ （eCash ／XEC）の時価総額は約891.3億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは74位に位置しています。イーキャッシュ （eCash ／XEC）の1日の売買代金は約22.3億円です。イーキャッシュ （eCash ／XEC）の価格は約0.0046円です。（※coinbase調べ。）
イーキャッシュ （eCash ／XEC）の最安値は、2021年7月21日に記録した約0.002089円です。
イーキャッシュ （eCash ／XEC）の最高値は、2021年9月4日に記録した約0.03536円です。coinmarketcap調べ。
イーキャッシュ （eCash ／XEC）は、2021年7月21日の最安値約0.0021円で買って2021年9月4日の最高値約0.03536円で売っていたら資産が約15倍になっていたことになります。
2021年の7月に、通貨の名称を変更したことがイーキャッシュ （eCash ／XEC）の上昇の要因となりました。名称変更すると上昇のきっかけになりやすいのは他の通貨にもたびたび見られる現象でした。
現在の状況は、イーキャッシュ （eCash ／XEC）はもともとビットコインの派生通貨ということもあり、価格が高すぎるビットコインは少額の決済のときに使うのは不便です。
その点、イーキャッシュは、ブロックチェーン技術の発展に合わせて、自身のプロトコルやアルゴリズムを改良しながらビットコインより高速で安全で使いやすい通貨といえます。
そのため、ビットコインの代替通貨としてイーキャッシュ （eCash ／XEC）は少額決済にも用いられやすいこともあり、決済手段として普及する可能性があります。
スケーラビリティ問題においてもビットコインの問題をクリアできているので、ビットコインの代替通貨として普及できれば価格の上昇も見込めるかもしれません。
チリーズ（Chiliz／CHZ）
チリーズ（Chiliz／CHZ）とは、スポーツやエンターテイメントのファンとクラブをつなぐプラットフォームであるSocios.comで使われる仮想通貨です。この通貨ができた目的は、ファンにクラブの意思決定に参加させたり、限定的な報酬や体験を提供したりすることで、ファンビジネスのイノベーションを起こすことです 。
2023年11月17日時点で、チリーズ（Chiliz／CHZ）の時価総額は約875.8億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは75位に位置しています。チリーズ（Chiliz／CHZ）の1日の売買代金は約120.2億円です。チリーズ（Chiliz／CHZ）の価格は約11.58円です。（※coinbase調べ。）
チリーズ（Chiliz／CHZ）の最安値は、2019年9月30日に記録した約0.4477円です。
チリーズ（Chiliz／CHZ）の最高値は、2021年3月13日に記録した約79.95円です。coinmarketcap調べ。
チリーズ（Chiliz／CHZ）は、2019年9月30日の最安値約0.45円で買って2021年3月13日の最高値約80円で売っていたら資産が約180倍になっていたことになります。
チリーズ（Chiliz／CHZ）は2020年までBINANCEやChiliz Exchangeなどといった一部の暗号資産取引所でしか取引することができない状況でしたが、2021年はHitBTC、Bitcoin.com Exchange、OKEx、Changellyなどの複数の大手取引所にも上場しているため、投資家が購入しやすい状況でした。
それに加え2021年3月2日にロイター通信が、米国市場拡大に向けて5,000万ドル（約53億円）の投資を行うということも報じたことから、上昇の理由となりました。
現在の状況は、Socios.comが世界中のスポーツやエンターテイメント組織と提携を拡大しており、ファントークンの利用者も増えています。チリーズはファントークンの購入や取引に必要な通貨なので、その需要も高まっています 。
Frax Share（FXS）
Frax Share（FXS）とは、フラクショナル・アルゴリズミックな安定通貨システムであるFrax Protocolのガバナンス・ユーティリティトークンでFrax Financeプロジェクトによって開発された仮想通貨です。ガバナンストークンとは、通貨を保有している人が運営・開発などの方針に対して投票できる通貨のことで株主と似た仕組みです。
Frax Share（FXS）はUSDCを担保として1ドルになるように調整されているステーブルコインです。
2023年11月17日時点で、Frax Share（FXS）の時価総額は約854.9億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは76位に位置しています。Frax Share（FXS）の1日の売買代金は約73.3億円です。Frax Share（FXS）の価格は約1,128.75円です。（※coinbase調べ。）
Frax Share（FXS）の最安値は、2021年6月25日に記録した約175.91円です。
Frax Share（FXS）の最高値は、2022年4月4日に記録した約4742.39円です。coinmarketcap調べ。
Frax Share（FXS）は、2021年6月25日の最安値約176円で買って2022年4月4日の最高値約4742円で売っていたら資産が約28倍くらいになっていたことになります。
USDCや時価総額トップクラスの「テザー（USDT）」など米ドルと連動したステーブルコインの発行が急拡大したことが挙げられます。
現在の状況は、2021年11月と2022年5月に、アメリカのイエレン財務長官が、ステーブルコインに対して規制が必要だと2回にわたって発言しました。2022年5月にはステーブルコインは金融システムにリスクをもたらす規模にはないとは述べたものの、ステーブルコインの法制化は急を要するとも述べているため、今後、世界的にステーブルコインへの規制が広まる可能性は考えておいた方がいいかもしれません。
クレイトン（Klaytn/KLAY）
クレイトン（Klaytn/KLAY）とは、韓国のIT大手カカオの子会社であるGround Xが開発したブロックチェーンプラットフォームとその基軸通貨です。クレイトンの目的は、ブロックチェーン技術を一般のユーザーや企業に広めることで、より便利で安全なサービスを提供することです 。
2023年11月17日時点で、クレイトン（Klaytn/KLAY）の時価総額は約843.3億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは77位に位置しています。クレイトン（Klaytn/KLAY）の1日の売買代金は約47.2億円です。クレイトン（Klaytn/KLAY）の価格は約26.01円です。（※coinbase調べ。）
クレイトン（Klaytn/KLAY）の最安値は、2020年5月6日に記録した約6.916円です。
クレイトン（Klaytn/KLAY）の最高値は、2021年3月30日に記録した約467.78円です。coinmarketcap調べ。
クレイトン（Klaytn/KLAY）は、2020年5月6日の最安値約7円で買って2021年3月30日の最高値約467円で売っていたら資産が約67倍くらいになっていたことになります。
この上昇には分散型アプリケーションDAppの利用者数の増加があるのではと言われています。
他にも、金余り相場が要因とも言われています。
2020年は新型コロナの感染が世界中で拡大の真っただ中、対応に追われる各国政府は経済対策のため大規模な金融緩和政策を推し進め、紙幣が次々に市場に出回るようにしました。それが株式市場や商品市況を活況にして、仮想通貨市場にも金余り相場（過剰流動性相場）をもたらしました。
その影響がクレイトン（Klaytn/KLAY）にも押し寄せ、資金が流れてきたことが価格高騰の背景だと考えられています。
いまの状況は、クレイトンは主にメタバース事業に力を入れており、メタバースのビルダー向けの開発パッケージを提供しています 。また、シンガポールを拠点にしてグローバルな事業展開を目指しており、国内外での上場先の増加が見込めます 。
今後の価格はどうなる見込みがあるかといいますと、クレイトンは技術的に優れたプラットフォームであり、メタバースやNFTなどのトレンドに乗っていることから、将来的に価格上昇の可能性があります 。ただし、仮想通貨市場全体の動向や競合他社の動きなども影響するため、確実な予測は難しいと言わざるを得ません。投資は自己責任でお願いします。
アイオタ（IOTA）
アイオタ（IOTA）とは、IoT（モノのインターネット）に特化した分散型台帳システムを提供するプラットフォームです。この通貨ができた目的は、IoTにおけるデータの安全性や透明性を高めることで、より効率的で持続可能な社会の実現を目指すことです。
2023年11月17日時点で、アイオタ（IOTA）の時価総額は約841.6億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは78位に位置しています。アイオタ（IOTA）の1日の売買代金は約19.8億円です。アイオタ（IOTA）の価格は約27.88円です。（※coinbase調べ。）
アイオタ（IOTA）の最高値は、2017年12月9日に記録した約572.79円です。coinmarketcap調べ。
アイオタ（IOTA）の最安値は、2020年3月13日に記録した約11.81円です。
アイオタ（IOTA）は、2017年7月15日の最安値約19.7円で買って2017年12月9日の最高値約572円で売っていたら資産が約30倍になっていたことになります。
ですが、アイオタ（IOTA）は、2017年12月9日の最高値約572円までに利益を確定し損ねてしまうと2020年3月13日には最安値更新して約11.8円と悲惨な状態になっていたことになりますので、利益確定のタイミングをよく見極めるようにしましょう。
アイオタ（IOTA）の将来性は、アイオタ（IOTA）は2023年11月時点では国内の取引所で上場していないため、今後国内での新規上場が行われるかどうかが注目です。
また、アイオタ（IOTA）は過去にマイクロソフト、富士通、フォルクスワーゲン、Botshなどほか20社以上の企業との提携を果たしていますが、大手企業との提携のたびに価格が大きく上昇した経緯があります。
今後も、アイオタによる大手企業との提携が増えれば、価格上昇のきっかけにつながりそうです。
スイ（SUI）
SUIとは、低レイテンシー、高スループットのレイヤー1チェーンです。その即時取引完了性により、SUIはDeFiやGameFiなどのオンチェーンユースケースの主要な候補になります。SUIは、Ethereumのようなライバルチェーンと比較して優れたスマートコントラクトアーキテクチャを備えた分散型アプリケーション (Dapp)展開を提供することにより、「web3において次に来る10億人規模のユーザーに対応する」ことを目標としています。
2023年11月17日時点で、スイ（SUI）の時価総額は約842.7億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは79位に位置しています。スイ（SUI）の1日の売買代金は約297.8億円です。スイ（SUI）の価格は約87.27円です。（※coinbase調べ。）
スイ（SUI）の最高値は、2023年5月4日に記録した約178.87円です。
スイ（SUI）の最安値は、2023年10月19日に記録した約54.96円です。coinmarketcap調べ。
スイ（SUI）は、2023年5月4日の最高値約178円でうっかり買ってしまうと2023年10月19日には最安値約55円と約3分の1に資産が減少していたことになりますので、買いのタイミングをよく見極めてから買うようにしましょう。
この2023年5月4日に下落した背景には2023年からICOが行われていたため、利益確定の売りの圧力に押されてしまったことが挙げられます。
現在の状況ですが、スイ（SUI）は2023年09月28日にOKCoinJapanに上場するという発表がありました。これはスイ（SUI）が国内初の上場ということを意味しています。2023年10月中旬に取り扱いをスタートさせています。現時点で、底打ちを果たし上昇の流れが起きているのはおそらく、日本人が購入しているから上がっている可能性が高そうです。
スイ（SUI）は、Meta社が深く関わるレイヤー1ブロックチェーンのプロジェクトです。FTX、バイナンス、コインベース、a16z、Jump Crypto、電通グループなどの有名な出資企業も参加しており、web3の普及に貢献する可能性が高いといえます。
これによりweb3を利用していない多くの人々がSui Networkを使うようになることで、スイ（SUI）が将来的にブロックチェーンネットワークとして認知される可能性があります。このようにMeta社のスイ（SUI）は影響力と出資企業の知名度から注目度は高いと言えそうです。
しかし、スイ（SUI）はアプトス（APT）という競合するプロジェクトに注意しなければなりません。アプトスは、Meta社の元社員が開発したレイヤー1ブロックチェーンで、スイと同じプログラミング言語（MOVE）を使っています。
アプトスは2022年10月にメインネットワークをローンチしていて、スイよりも先に市場に出ています。スイとアプトスは共通点が多いので、どちらがブロックチェーンネットワークとして選ばれるかは予測が難しいです。スイの今後を見るためには、アプトスの動きにも目を向ける必要があります。
Rocket Pool（RPL）
Rocket Pool（RPL）とは、イーサリアム2.0におけるステーキングサービスを提供する分散型アプリケーション（DApp）です。RPLは、Rocket Poolのガバナンストークンとして、プロトコルの意思決定や保険の役割を果たします。
RPLは、イーサリアム2.0の移行に伴って、ステーキングに参加する際のハードルを下げることを目的としています。イーサリアム2.0では、イーサリアムのコンセンサスメカニズムがProof of Work（PoW）からProof of Stake（PoS）に変わります。PoSでは、ネットワークの安全性や効率性を高めるために、イーサリアムをロックしてノードを稼働させることが求められます。
しかし、ノードを稼働させるためには最低32ETH（約860万円）のステークが必要であり、多くのユーザーにとっては敷居が高いものです。
Rocket Poolでは、ユーザーが16ETH（約430万円）からノードを稼働できるようにし、またノードが稼働できないユーザーも少額からステーキングに参加できるようにしました。さらに、ステーキングしたイーサリアムと引き換えにrETHという債権トークンを発行し、流動性を確保しました。これらの仕組みによって、Rocket Poolはイーサリアム2.0のステーキングをより手軽で柔軟なものにしようとしています。
2023年11月17日時点で、Rocket Pool（RPL）の時価総額は約838.8億円であり、仮想通貨の時価総額ランキングでは80位に位置しています。Rocket Pool（RPL）の1日の売買代金は約10.8億円です。Rocket Pool（RPL）の価格は約4243円です。（※coinbase調べ。）
Rocket Pool（RPL）の最安値は、2019年4月4日に記録した約15.81円です。
Rocket Pool（RPL）の最高値は、2023年4月15日に記録した約6838円です。coinmarketcap調べ。
Rocket Pool（RPL）は、2019年4月4日の最安値約16円で買って2023年4月15日の最高値約6800円で売っていたら資産が約400倍以上になっていたことになります。
米大手暗号資産（仮想通貨）取引所コインベース（Coinbase）が2022年12月8日にRocket Pool（RPL）発表したこと、そして大手暗号資産（仮想通貨）取引所バイナンスが2023年1月18日にRocket Pool（RPL）の新規取り扱いを開始したことが上昇の要因となりました。
また、Binanceは、価格変動の影響を受けやすい暗号資産専用の取引スペースである取引所のイノベーションゾーンにRPLを上場することを突然発表したこともトリガーになりました。
Rocket Pool（RPL）の将来性として、ライバルのLidoを見ておいたほうがいいでしょう。Rocket Poolは現時点では、Lidoに先を越されているため、Rocket Poolがメタマスクやアメリカの大手取引所コインベースやバイナンスと連携することで、利用者が増えてはいるものの、今後Lidoよりもシェアを拡大していけるかどうかが鍵を握っています。
また、イーサリアムステーキング利回りがRocket Pool（RPL）とLidoどちらが高いかについてもチェックをしておいたほうがいいでしょう。
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